宮脇ならでは視点で、国鉄256線区の個性や事情を時刻表から分類!同好の士とともに語り口調で旅客営業規則を紐解いた蘊蓄話。
『時刻表ひとり旅』は時刻表を読み解く楽しさと、そのダイヤがどのような苦心を経て世に出てくるかを、読み手である宮脇がユーモアあふれる語り口で著している。なかでも、日本全国の幹線からローカル線までの線区を擬人化して、議長である宮脇が討論会を進める「国鉄全線大集会」は、いつもの飄々たるエッセイとは違ったエンターテインメント的な作品で笑みがこぼれる。
『時刻表・駅・切符 行先不明列車・出発進行の巻』は、国鉄の嘱託となり『日本国有鉄道百年史』編纂に主要メンバーとして携わった原田勝正との対談集。鉄道に造詣が深い二人の鉄道との出会いから、時刻表や駅、切符という鉄道に関する話題が対談を通して描かれている。
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
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