――あのベッドの中のあたしだけは、本当だったの
高校教師の安藤は、女子生徒の浅倉に密かに恋していた。そんな矢先、夜の街で浅倉そっくりの女・シキに出会う。シキは自分が24歳だと言い、「宿代は、あたしの体」という条件で、安藤の部屋に住み着くように。当然のように体を重ねるふたり。シキはベッドの上では、淫靡な黒猫のようで…。やがて、安藤は秘密の多いシキに惹かれていく。しかし、ある日突然、シキは姿を消し、次に現れた時は女子高生の姿だった…。
ベッドの上で繰り広げられる、痺れるほどに甘い、究極のラブストーリー。