不必要なものは持たない、シンプルな暮らし。
とてもあこがれます。
でも実際、私たちの部屋は、
「これは思い出のつまったものだから、手放せない」
「いま使ってはいないけれど、部屋に置いて眺めているだけで心が落ち着く」
「素敵だから、いつか使いたくて……」
そんな愛着のあるものでいっぱい。
この本の取材でも、
「ものは多いほうですよ」という方がほとんどでした。
とはいえ、すべての部屋が
すっきりとしていて心地のいい空間。
……どうしてでしょう?
みなさんが共通して実践していたのは、
“ならべる、そろえる”。
じつは、それだけでした。
きちんとならべたり、
入れ物をそろえたりするだけだから
とっても簡単。
その作業の中で
無理なく種類ごとの仕分けができるので
ものが多くたってへっちゃら、
散らかったり紛失したりすることがなくなるのです。
見た目がすっきりしたら、心まですっきり晴れやか。
これは真似しない手はありません!
この本では、すっきり暮らす方々12人に
ご自宅の収納を見せていただきました。
その46個のアイデアを
食器棚、リビングなど場所ごとにご紹介しています。
みなさんも、まずは
ならべる、そろえるところから
部屋の見直し、始めてみませんか?
主婦と生活社刊
<収納を見せていただいた方々>
●モデル、イラストレーター 香菜子さん
●フラワースタイリスト 平井かずみさん
●雑貨セレクトショップ「Klala」店主 滝沢緑さん
●器店「工芸喜頓」 石原文子さん
●デザインユニット「ZUBO D.I.Y. Laboratory」カナヤミユキさん
●「cafenoma」主宰 弓庭暢香さん
●生花店「griotte」オーナー 松本恭枝さん
etc...