本当に豊かな日常がここにある。
コンビニがない!街は真っ暗!犬のウンチもあちこちに!
不便で面倒で大ざっぱ、危険とも隣り合わせ……。
それでも引き寄せられてしまうフランスならではの魅力とは?
【著者紹介】 松本百合子(まつもとゆりこ)
上智大学仏文科卒。商社OL、女性誌ライターを経て翻訳者に。2001年よりパリに暮らす。夫は、フランスのグランシェフ、ドミニク・ブシェ氏。パリ8区と東京・銀座のレストラン「ドミニク・ブシェ」では、マダムとしても活躍している。訳書に、ラボリ著「かもめの叫び」(角川書店)、スアド著「生きながら火に焼かれて」(ヴィレッジブックス)、2011年3月の東日本大震災の被害者を主人公にした、リシャール・コラス著「波 蒼祐、17歳のあの日からの物語」(集英社)など多数。