オイルで簡単に作れるスコーンの本。王道のプレーンスコーンからパイやタルトなど焼き菓子風なアレンジスコーンまで一つの生地で様々な味と形を楽しめます。
著者の吉川文子さんはオイルで作る簡単焼き菓子が人気を集め、いま注目のお菓子研究家です。本書は、焼き菓子の中でもとくに簡単なスコーンに注目。なんといってもボウルひとつに混ぜて焼くだけと手軽なうえ、さらに作りやすいよう、材料の分量も工夫しました。
スコーン単品ですがレシピはバラエティ豊か。ベーシックな王道スコーンから、サクサクした食感のパイのようなもの、具を包み込んだもの、甘くない塩味でお酒の肴にも最適なものまで。スコーン生地で作る簡単焼き菓子を紹介します。
【目次】
プレーンスコーンの作り方
《PART.1》いろいろなスコーン
オートミール・レーズン
メープル・ウォルナッツ
黒糖・パイン
パンデピス風
抹茶・ホワイトチョコ
キャロットケーキ風
コーヒー・マシュマロ
ほか
《PART.2》焼き菓子風スコーン
【STICK・棒状】 シンプルアーモンド/ココナッツ・クランベリー・レモン
【CUT&ROLL・切って巻く】 ほうじ茶・ゆであずき・くるみ
【RING・輪にする】 オレンジピール・アーモンド・チョコ
【TWIST・ねじる】 ココアマーブル/コーヒー・アーモンドマーブル/抹茶マーブル
【BALL・丸める】 いちじく・シナモン/抹茶・クランベリー/フォンダン・ショコラ
【TOPPING・のせる】 ラズベリー・チョコレート/アンチョビー・オリーブ・アボカド
【ROLL&CUT・巻いて切る】 生ハム・黒コショウ/あずき・ラムレーズン
【LEAF・リーフパイ風】 ココナッツリーフ/アーモンドリーフ
【CROISSANT・クロワッサン風】 ラズベリー・オザマンド/チョコチップ・ピスタチオ
ほか
[column 1]クリームのいろいろ
[column 2]フィリングのいろいろ
[column 3]材料・道具
[column 4]スコーンの Q&A
【著者紹介】吉川文子(よしかわふみこ)
お菓子研究家。洋菓子教室「kouglof」主宰。「きょうの料理大賞」にてお菓子部門賞受賞。藤野真紀子氏、近藤冬子氏らに師事し、洋菓子作りを学ぶ。
フランス伝統菓子をベースに、新たなエッセンスを加えながら、手軽に作れておいしいレシピを開発。