詳細な病気解説と、分かりやすい図表が好評で、ロングセラーとなっていた書籍の改訂最新版です。
肝臓、胆のう、すい臓は、ひとつながりなって働く臓器で、消化や栄養素の分解吸収、有害物質の解毒などをするという、重要な役割を担っています。
“沈黙の臓器”とも呼ばれ、病気の進行をなかなか自覚できないものの、いざ症状が出現したときには、激しい痛みを伴ったり、全身にさまざまな不調をきたしたり、時に完全な回復を望めない状態になっていることが多くあります。
本書は、健康診断の検査値異常などから早期発見するコツや、食生活をはじめとした日常生活を安心におくるコツを紹介します。
イラスト:野村俊夫、秋田綾子 主婦と生活社刊
【目次】
《第1章》肝・胆・すいのはたらきを知る
《第2章》肝臓の病気を知る
《第3章》胆のう・すい臓の病気を知る
《第4章》肝・胆・すいをよくする食生活
《第5章》肝・胆・すいをよくする日常生活
【プロフィール】
東京女子医科大学名誉教授。専門は消化器内科。1933年、新潟県生まれ。1962年、東京慈恵会医科大学卒業。東京女子医科大学付属成人医学センター長等を経て、1997年、同大学付属青山病院院長に就任。1999年より現職。
生活習慣病の予防法の啓蒙に務め、テレビやラジオなどで活躍中。『血圧を下げる特効Book--専門医がすすめる30の方法』(主婦と生活社)、『「からだのしくみ」なるほど講座』(ベストセラーズ)、『最新版 本気で治したい人の肝臓の病気』(学研パブリッシング)など、著者・監修書多数。