有名武将の陰には有能なナンバー2がいる!
天下統一を目指して歴史を動かした戦国武将といえば、信長や秀吉、家康の名が挙がる。しかしその成功の裏には、必ず名参謀役が存在した。有能な「ナンバー2」が戦略を立案し、実践したからこそ歴史は動いてきた。彼らこそが、読心力や直言力、あるいは一芸力などそれぞれの能力を発揮して「本当に」歴史を動かした戦国武将なのである。彼らの「ナンバー2」としての生き様には、現代のビジネス社会を生き抜く上でもこの上ない教訓に満ちている。NHKの人気番組『その時歴史が動いた』のキャスターを9年間務めた松平定知氏が、黒田官兵衛や直江兼続ら「ナンバー2」のエピソードから、「成功のヒント」を摘出する。
第一章 黒田官兵衛に学ぶ「読心力」
第二章 直江兼続に学ぶ「直言力」
第三章 石田三成に学ぶ「構想実行力」
第四章 本多忠勝に学ぶ「市場開拓力」
第五章 片倉小十郎に学ぶ「プレゼンテーション力」
第六章 藤堂高虎に学ぶ「転職力」
第七章 細川幽斎に学ぶ「一芸力」