あらすじ15人の看護婦が探ったより良い医療とは。 医療小説の第一人者、江川晴が贈る看護婦たちの医療現場からのレポート。看護婦に求められるのは、高度な技術と専門的知識のほかに、患者にとってのよりよい看護である。医療ミスから難病の乳児を死なせてしまった一年生。先輩と後輩の板挟みから人間関係に疲れ、辞職を考える三年目。がん医療最先端の臨床現場から転進したベテラン。20代から60代まで15人の看護婦を通して、患者にとっての医療はどうあるべきかを問い直す。