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逆境力

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私が中学に入ってはじめてもらった成績は、国語・数学・理科・社会・英語・音楽・体育・美術・技術の九教科の合計点が一桁でした。世の中に「オール1」という言葉がありますが、まさか自分の成績表にそれを見るとは思ってもみませんでした。しかし、人生とはわからないものです。こんな私が現在、高校で教師をしているのです。人間には、思いを実現する力があります。理想をこの手に掴みとる能力があります。自分が望む人間になることができるのです。私はこれまで、「勉強ができない」という凄まじい劣等感と格闘してきました。「勉強ができる人は偉い。勉強ができない人は落ちこぼれ」というまったくもって下らない価値観に縛られて、無意識のうちに自分の力に限界を設けて、「どうせやってもできない自分には、人間としてなんの価値もないのだ」そう、あきらめていました。しかし、学ぶことの楽しさを知り、知識の素晴らしさや人類の英知を感じることができるいまになっても、やはり≪人間の価値や優劣は、一時の学力で決まるはずがない≫と、そう思っています。「どんな根拠があってそんなことを思うのか」それは、これからこの本をひもといていただけると理解できると思います。(まえがきより抜粋)

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逆境力の作品情報

あらすじ

私が中学に入ってはじめてもらった成績は、国語・数学・理科・社会・英語・音楽・体育・美術・技術の九教科の合計点が一桁でした。世の中に「オール1」という言葉がありますが、まさか自分の成績表にそれを見るとは思ってもみませんでした。しかし、人生とはわからないものです。こんな私が現在、高校で教師をしているのです。人間には、思いを実現する力があります。理想をこの手に掴みとる能力があります。自分が望む人間になることができるのです。私はこれまで、「勉強ができない」という凄まじい劣等感と格闘してきました。「勉強ができる人は偉い。勉強ができない人は落ちこぼれ」というまったくもって下らない価値観に縛られて、無意識のうちに自分の力に限界を設けて、「どうせやってもできない自分には、人間としてなんの価値もないのだ」そう、あきらめていました。しかし、学ぶことの楽しさを知り、知識の素晴らしさや人類の英知を感じることができるいまになっても、やはり≪人間の価値や優劣は、一時の学力で決まるはずがない≫と、そう思っています。「どんな根拠があってそんなことを思うのか」それは、これからこの本をひもといていただけると理解できると思います。(まえがきより抜粋)

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