篤姫、江の脚本家である田淵久美子さんのエッセイ!
篤姫、江に学ぶ、強くしなやかに生きる道
一大ブームを巻き起こした篤姫。そしてNHK大河ドラマ通算五十作目のヒロインとなるお江(ルビ・ごう)。くしくも二人の姫は、江戸幕府、すなわち大奥の終焉と始まりに深く関わっている。そんな時代の転換期のなか、強くしなやかに生き抜いた二人の女性の生き様には、脚本家・田渕久美子さんが歩んできた半生のなかで得たものが色濃く投影されている。混迷を極めた今の時代。社会や男性のふがいなさを嘆く前に、まず女たちが変わるしかない――。そんな強く前向きな思いにあふれた、家族、恋愛、そして人生にまつわる女の生き方エッセイ。