【電子書籍限定書き下ろしSS】付き!
「俺を見ていてくれよ、陽介。」
“家族”に縛られる二人のステイホーム・ミステリー第3弾!
シリーズ重版!
コミカライズ近日連載開始!
【あらすじ】
(もし俺が、生まれつきの犯罪者だったとしたら……) 後輩・陽介の目を盗んで、月也は「お悩み相談サイト・理系探偵」 の紹介文に手を加えた。自分を観察する実験のため、依頼人の傾向を変えることが目的だった。『彼女の指のサイズ』『クラスのハムスターを殺した犯人』『わざと迷子になる子供』。奇妙な謎を解くうちに、『ハロウィンの渋谷を壊したい』という物騒な依頼が舞い込んで──。「パンデミックは世界を変えてくれなかったな」「でも、僕たちは変わりましたよ」貧乏大学生2人のステイホーム・ミステリー第3弾!
著者について
●山吹あやめ(AYAME YAMABUKI)
青森県生まれ。宇都宮大学教育学部環境教育課程卒業。
卒業論文は物理研究室にて作成。担当教授の言葉「一人でできることは後でもできるから、今は一人ではできないことをしてみればいい」は座右の銘のひとつ。量子論は独学。好きなEPはクランベルト『八月/Asleep』、アルバムはtomo『碧落の向こうへ』。「死にたがりの完全犯罪と部屋に降る七時前の雨」にてデビュー。本作は同シリーズ3作目。