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愛知県の運送会社社長と常務が従業員らに巨額の保険金をかけ、暴力団と組んで次々と殺害。2人は台湾を経てパラグアイからブラジルに逃亡する。しかし、ICPOの手配で現地警察にも追われる。酒と女で、ひととき逃亡の我が身を忘れ、さらなる流転の末、最後はアマゾン河支流で日系人刑事らに射殺される。1979年に「史上最大の保険金詐取事件」として耳目を集めた事件を題材に、著者自ら現地へ飛んで、彼らの逃避行の足跡を丹念に取材し描いた迫真の犯罪小説。