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応仁の乱後も将軍家の主導権争いはくすぶりつづけ、それと結びつきながら各地の大名たちは分裂し、領国拡大をめざして戦いを繰り返す。一方、百姓は領主への年貢のほかに大名からもさまざまな税をかけられ、負担は重かったものの、次第に村として自律する力を蓄えていった。将軍・大名と家臣・庶民の両面から、分裂と自律の150年を描く。また、将軍や大名たちの個性、彼らが家族・家臣の統率に腐心する姿、そして庶民のしたたかな生き様などをとおして、戦国大名の誕生から、信長、秀吉、家康と激しく移り変わる時代を生きた人々の実像に迫る。