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江戸を震撼させる押し込み強盗が続いていた。そんな頃、夜の海に出た星合蛍と桜、眞由は、溺れていた少女を助けた。日本の父親とプロシャの母親の間に生まれたその少女は、ハンナと名乗った。彼女から、押し込み強盗が異国の海賊の仕業であることを聞き、その背後には吉宗を憎む、幕府の直参旗本が関わっているのを知る。さらなる黒幕の存在も登場し、星合一家の、命を懸けた世話焼きが始まった。江戸城の御金蔵を狙う一味に対して、日本の盗賊と組み、大岡忠相や将軍家を巻き込んだ壮大な計略が企てられる。書き下ろしシリーズ第3弾。