刑事の息子が綴る、本邦初の警察家族小説!
キャリアの兄とノンキャリの弟は、
刑事だった父の汚名を雪げるか?
警察庁の刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課に所属していた高岡剣は、異動で故郷・津之神市に戻ってきた。着任初日から連日、県警本部の資料室で資料を読み漁っている剣の目的の一つは、津之神市で過去に起こった銃と麻薬密輸に関する事件を洗い直すこと。もう一つは――15年前に殉職した父、高岡敬一郎の死の謎を探ることだった。津之神署の刑事となった弟の守は、昔からそりの合わない剣の帰郷を歓迎できずにいた。
本邦初! 刑事の息子が
万感の思いを込めて綴る、
“警察家族”小説!