時空の嵐により突如太平洋戦争に転移した現代兵器!米海軍は『F/A‐18ホーネット』をF7F『デビルキャット』とし、新型空母『エセックス』に搭載して、太平洋艦隊に投入してきた。対する大日本帝国海軍は『F‐15イーグル海』を『神風』と命名し、『ひのもと』に搭載。両軍はガダルカナル沖で激突した。さらに狂ったように鳴動を続ける時空の嵐は、次々と新たな異次元空間を作り出し、21世紀の近代兵器を太平洋戦時へと送り込んでくる。米空軍の超重爆撃機『B‐52ストラトフォートレス』、台湾空軍戦闘機『IDF経国』、海上自衛隊のヘリ搭載護衛艦『くらま』、そしてついには、90式戦車をはじめとする陸上自衛隊の兵器群まで続々と時空転移していく。ヒットメーカー野島が驚愕の太平洋戦史を展開する入魂作、クライマックスへ。