地球プレートのいたずらによって日本列島が断裂し、東日本は2010年の現代のまま、西日本は1945年の太平洋戦争末期の戦乱の中に飛ばされた。そこで遭遇したのは、アメリカ軍の猛攻にもはや壊滅状態に瀕している帝国陸海軍と、次々に焼き払われていく九州の町々だった。事態に驚愕した2010年の日本政府は急遽、東日本の陸海空自衛隊を派遣、ここに帝国陸海軍と自衛隊が共同歩調をとり、連合自衛隊として、アメリカ軍に立ち向かうことになったのである。自衛隊の超戦闘機F‐2Cが米機を蹴散らし、最先端技術により再生、改装された『大和』『長門』が怒涛の反撃を開始。だが、日本優勢の中で講和条約が、と思われた矢先…!?タイムスリップ戦記小説に新風を吹き込む遙士伸が、さらに雄大なスケールで贈るシリーズ第2弾、ここに発進。