静岡、沼津、富士宮などでおきた戦慄の実録怪異譚
老婆の霊が足首をつかむ!
【内容紹介】
・ 家族団らん (静岡市)
静岡出身のカメラマンの母親は、息子夫婦とうまく行かない日々を過ごしていた。妖が生み出した幻影が、傷心の母を取り込む!
・ 未練気 (沼津市)
かつては東京で不動産会社を営んでいたという男性。野心に満ち溢れていた彼を打ち砕いたのは、武士たちの怨霊だった!
・ パワースポット (富士宮市)
パワースポット巡りに訪れた青年実業家。神仏をどこか愚弄している彼の運命は、「光」を見た時から、大きく揺らいだ……。
著者について
●寺井広樹(てらい・ひろき)
1980年生まれ。怪談蒐集家。銚子電鉄とコラボして「お化け屋敷電車」をプロデュース。 『広島の怖い話』『東北の怖い話』『北海道の怖い話』『熊本の怖い話』『茨城の怖い話』『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(いずれもTOブックス)、『日本懐かしオカルト大全』(辰巳出版)など著書多数。
●とよしま亜紀(とよしま・あき)
雑誌・書籍編集兼ライター。漫画原作等も手がける。
小学校時代より、幽霊、臨死体験、生まれ変わりといった「心霊現象」に興味を持つ。「怪談収集」「B級グルメ食べ歩き」がライフワーク。