「新金属文明」と呼ぶべき20世紀を支えてきた技術者たちの、「実証証言」冒険ノンフィクッション、好評第2弾。
「電気がつく、消える」という現象はわかりやすいが、「停電事故が起こる確率を10万分の1にする努力」はきわめてわかりにくい。そのわかりにくさの裏に、日本人が恩恵に浴する社会的基盤(インフラストラクチャー)整備の仕事を日夜続けている人々がいる。100万ボルトの送電線工事、海底ケーブル敷設、空港建設の埋め立て、高速道路の補修工事……気付かぬ世界で続けられている努力の証言を連続対談で紹介するシリーズ第2作。
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