あやかし天女 鬼姫おぼろ草紙

既刊(1-5巻)

あやかし天女 鬼姫おぼろ草紙

-
619
常陸国吉住藩見廻り役の鬼塚丈助は、このところ江戸屋敷で頭角を現わしている鬼塚弥四郎の従弟。このたび弥四郎の引き立てで江戸詰が決まった丈助は、最後の領内検分に出かけた。山中深く分け入った丈助は、そこで麻緒という不思議な美少女に出会う。何ゆえにこんな山奥に? 訝しく思って素性を訊ねた丈助は驚いた。麻緒はなんと藩主の落とし胤だったのだ。だが、麻緒は名乗りを上げるつもりはなく、ともに暮らしていた母親も亡くなったので江戸に行きたいという。麻緒と江戸までの道中をともにすることになった丈助だが、神々しいまでに美しく、人にあらざるような気高さを持つ麻緒に、淫気は高まるばかり。ある夜、ついに畏れ多さを乗り越えた丈助は…。
作品情報
619
あやかし天女 鬼姫おぼろ草紙

あやかし天女 鬼姫おぼろ草紙

619

通知管理

通知管理を見る

鬼姫おぼろ草紙の作品情報

あらすじ

常陸国吉住藩見廻り役の鬼塚丈助は、このところ江戸屋敷で頭角を現わしている鬼塚弥四郎の従弟。このたび弥四郎の引き立てで江戸詰が決まった丈助は、最後の領内検分に出かけた。山中深く分け入った丈助は、そこで麻緒という不思議な美少女に出会う。何ゆえにこんな山奥に? 訝しく思って素性を訊ねた丈助は驚いた。麻緒はなんと藩主の落とし胤だったのだ。だが、麻緒は名乗りを上げるつもりはなく、ともに暮らしていた母親も亡くなったので江戸に行きたいという。麻緒と江戸までの道中をともにすることになった丈助だが、神々しいまでに美しく、人にあらざるような気高さを持つ麻緒に、淫気は高まるばかり。ある夜、ついに畏れ多さを乗り越えた丈助は…。

鬼姫おぼろ草紙のレビュー

まだレビューはありません。