俺が死角で死角が俺で。そしてムッツリ!?
ただのスケベではない。俺はムッツリスケベだ。
この一言から始まったシリーズがついに3巻で完結。ブルマとパンチラとおっぱいをこよなく愛するムッツリスケベの主人公・エビマヨがなぜだか正体不明の敵「死角」(人の寿命を奪う。能力者「見る目がある人」にしか見えない)を倒すため、部活に勧誘される。
その部活は「オカルト大好き」略して(?)オカリナ部。
部活で「死角」を倒し、修行もしてレベルアップしたかに見えたエビマヨだが、前巻で「死角」を倒すはずが、自分が「死角」になってしまうというハプニングが。そんな折、エビマヨを元に戻すために現れた謎の少女。彼女は敵か味方か……
設定の奇抜さと会話劇のシュールさで話題の非正当派異能力バトル。独特の笑いがふんだんに盛り込まれたコメディとして読むもよし、非正当派の異能力バトルとして、「死角」と戦う4人の高校生たちの活躍を見るもよし、主人公のムッツリスケベぶりにニヤニヤするもよし。ジャンル分け不可能の面白さをいかんなく発揮する、第3回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。
イラストレーターは『狂乱家族日記』などで人気のx6suke(ペケロクスケ)。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。