泉と伊達の恋愛関係はますますもつれる一方で…。
「恋人は誰か?」と訊ねられたら、僕は迷わず伊達(だて)と答えるだろう。だが、自分の内の母性が目覚めた今、僕は、学(まなぶ)さんと暮らすことを選んだ。それはいわば『結婚』に近いものだった。その宣言に、伊達は「もうおまえを抱くことはできない」と言い放った。僕は自分の身勝手さを省みもせず、ただ彼を詰りつづけた。 そんな僕の帰りを待ち受けていたのは、相変わらず能天気な由鷹(よしたか)と、3人の赤ん坊だった。うおお~っ☆
※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。