【名作絵本のデジタル復刻!】日本が元気だった頃、多くの子どもたちに親しまれてきた厚紙の絵本。美しい絵、文章のリズム、ことばの楽しさ、当時活躍した実力派絵本作家の子どもへの熱い思いが伝わってきます。親から子へ語り継ぎたい名作絵本シリーズ!!
楽しい絵が詰まった「むかしばなしえほん」には、「きんたろう」「くらげのおつかい」「いっきゅうさん」「きっちょむさん」の4話がはいっています。きんたろうは、平安時代、足柄山に生まれ、京都の武将源頼光に仕えた坂田公時(さかたのきんとき)の幼名。怪力の持ち主で男の子の強さ、たくましさの象徴として金太郎伝説が生まれました。
「くらべのおつかい」は、クラゲとサルのユーモラスなやりとりから“こういうわけでこうなったとさ”と面白おかしく語る昔話のひとつ。
「いっきゅうさん」は、室町時代の禅僧、一休の子ども時代のエピソード。一休さんのとんちばなしとして有名です。
「きっちょむさん」は大分県のとんち話。江戸時代初頭の庄屋がモデルとされていて、「きっちょむ」は、「吉四六」と書きます。どのお話もシンプルで短い構成になっているので、ちょっとした時間に親子で楽しんでみてください。
※この作品はカラー版です。