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3.11後の上演舞台から届く、井上ひさしのヒロシマ。
初演から17年、繰り返し上演され14回目となる二人芝居。井上ひさしが書かずにはいられなかった、広島原爆投下がテーマの作品である。平成20(2008)年からは辻萬長と栗田桃子の父娘役が人気を博し、栗田はこの作品で数々の演劇賞も受賞している。特集では、東日本大震災直後の“震災と演劇”についての対談も収録している。
<主な内容>■前口上に代えて=井上ひさし ■プログラムファイル/鵜山仁、辻萬長、栗田桃子、石井強司、服部基、秦大介、和田誠、大原穣子、西本由香 ■稽古場発『父と暮せば』こぼれ話/宮崎康成 ■特集対談・震災と演劇/鵜山仁×赤間亜生 ■演出家の時代・第11回 小山内薫(5)=扇田昭彦 ■こまつ座通信 ほか。