吉良上野介側から見た忠臣蔵劇にちなみ、江戸時代の武士の心情や行状を日記や資料から紐解いていく!
忠臣蔵の赤穂浪士が討ち入った吉良邸で、上野介と従者が隠れていた物置での2時間を描いた『イヌの仇討』。この公演にちなみ、江戸時代の武士(さむらい)たちを特集する。博物学者・ケンペルが見た大名行列、下級武士の日記、武士の妻の悲哀など盛り沢山のエピソードを紹介している。この公演のカラーパンフレットも収録。また、井上ひさしの蔵書を収めた、山形にある遅筆堂文庫で開催された農業講座の内容も報告する。
<主な内容>■上野介『独白』=井上ひさし ■特集◎武士たちの旅路 外国人が見た江戸時代の「旅路」、ある語り部の「赤穂義士實談」、インタビュー/氏家幹人 ほか■人びと劇場/江波杏子、すまけい、蔵一彦、小野武彦、丸岡奨詞、中西良太、段田安則、矢代朝子、山下智子、菅井きん、木村光一ほか ■報告 遅筆堂文庫生活者大学校・農業講座 ■気鋭の演出家のロンドン日誌/栗山民也 ■連載・夢まぼろし女剣劇(12)=森秀男 ■インタビュー/謝珠栄 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。