宮澤賢治の伝記劇にちなみ、賢治の生涯を豊富な写真とともに紹介。イーハトーボの心象世界を探る。
井上ひさしが近代文学者の伝記劇を初めて書いたのが、敬愛していた宮澤賢治。賢治の生い立ちや家族写真、幼少年期、高校、上京、教師時代から晩年までを100点を超える写真とともに紹介していく。書簡、詳細な年譜なども掲載。イーハトーボとは賢治の造語で理想郷を指しているが、この心象世界が生まれた背景が窺える。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■宮澤賢治に聞く ●イーハトーボの劇列車 人びと劇場/大橋吾郎、松熊信義、仲恭司、石丸謙二郎、鶴田忍、蔵一彦、斉藤とも子、島田歌穂、宮川雅彦、古閑三惠、中村たつ、佐藤慶ほか ■特集◎宮澤賢治/賢治誕生、幼少年時代、盛岡高等農林時代、妹トシ、上京、国柱会ほか ■the座対談=井上好子/天沢退二郎、内田朝雄 ■連載・アジアの演劇を考える(5)/韓国 ■連載・夢まぼろし女剣劇(6)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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