鉄子、近代電車に乗り、大好物のアジアめしを食べ歩く。
トラベル&フードジャーナリスト・江藤詩文(えとう・しふみ)が、お酒を片手に世界鉄道に乗り、乗降地では名物料理を食べつくすシリーズ、第3弾は台湾・マレーシア編(台湾/台湾高速鉄道、台湾鉄路、高雄MRT マレーシア/マレー鉄道ETS、KLモノレール)。
台湾の新幹線『台湾高速鉄道』で乗車したのは、日本の700系の兄弟電車、700T型。女性クルーはキリリと美しく、在来線とは一線を画す雰囲気をかもす。『台湾鉄路』の車内ではいきなりの弁当売りが。大きな骨付きの豚バラ肉を揚げて醤油ベースの濃口のタレを煮絡めた「排骨飯」が絶品。マレーシアでは、マレー鉄道の新しい高速電車『ETS』に乗る。車内のカフェでバナナの葉に包まれたエキゾチックな料理に舌つづみ。降りてからも、アジアごはん好き垂涎の屋台料理を食べ歩く。
全編カラー写真満載。お土産、駅での切符の買い方からホームへの行き方まで、一部実用情報も紹介。
この作品は、msn産経ニュース(現・産経ニュース)連載『江藤詩文の世界鉄道旅』を大幅加筆し、情報を追加して電子化したものです。
【ご注意】※この作品はカラー画像が含まれております。