鉄子、オーストラリア大陸を縦横に走る二大鉄道を制覇する。
トラベル&フードジャーナリスト・江藤詩文(えとう・しふみ)が、お酒を片手に世界鉄道に乗り、乗降地では名物料理を食べつくすシリーズ、第2弾はオーストラリア編(ザ・ガン鉄道、インディアン・パシフィック鉄道、キュランダ高原列車)。
大陸を南北に約2979キロ、2泊3日かけて走行する『ザ・ガン鉄道』。個室寝台車から、錆びた赤色の大地が、夕日を浴びてますます赤く染まる絶景を眺め感動。バロッサとアデレードでは、生ガキとワインを堪能する。そして、大陸を3泊4日で横断する豪華列車『インディアン・パシフィック』、通称インパシ。途中下車時間を楽しみつつ、1日3食、ボリューム満点の食事を満喫。120余年の歴史をもつ『キュランダ高原列車』は、ディーゼル機関車で37キロの道程に98カーブと蛇行して走るのが楽しい。
全編カラー写真満載。お土産、駅での切符の買い方からホームへの行き方まで、一部実用情報も紹介。
この作品は、msn産経ニュース(現・産経ニュース)連載『江藤詩文の世界鉄道旅』を大幅加筆し、情報を追加して電子化したものです。
【ご注意】※この作品はカラー画像が含まれております。