いつの間にか、いつでも、どこでもインターネットにつながっていることが当たり前の時代になった。そんな時代を切り開き、作り上げた男たちのノンフィクション・ストーリー『電網創世記』(実業之日本社刊)を電子化。
日本のインターネットの父といわれ、“インターネット・サムライ”のニックネームを持つ村井純(慶應義塾大学環境情報学部長・WIDEプロジェクト・ファウンダー)とその仲間たちを中心に、日本のインターネット創世記が丹念に描かれる。
・ARPANET/冷戦の陰で誕生したコンピュータ・ネットワーク
・JUNET “インターネットの父”誕生
・INETクラブ/さしのべられた救いの手
・WIDEプロジェクト/官対民、ドン対若手の対立を乗り越えて
・IIJ/日本初の商用プロバイダ誕生までの長い道のり
・東京インターネット/IIJ設立から2年でライバルが登場
・パソコン通信/本格的ネット時代への助走
・ベッコアメ・インターネット/草の根BBSからプロバイダへ
・ワールド・ワイド・ウェブ/ホームページ、登場
・MOSAIC、ネットスケープ/ブラウザ戦争、勃発
・Yahoo!/ネットの“水先案内人”……などを収録。
(底本 2002年11月発売)