ルルル文庫大人気シリーズ「舞姫恋風伝」が、書き下ろし短編を加えてFCルルルnovels版で登場!
陰謀がうずまく宮廷で太子殿下と舞姫の恋を描いた中華ファンタジー小説。挿絵は『黎明のアルカナ』が人気のまんが家・藤間麗が描く!
明るい愛鈴は帝達のために舞う妓女。不作の年に家族の生活を助けるために売られてきた。月の輝くある夜、太子殿下の慧俊に出逢った愛鈴。慧俊は帝の後継者と目される人物。愛鈴は、身分が低いため貴族出身の妓女仲間にこき使われる日々。交わるはずの無かった二人の運命が交錯しはじめる。愛鈴は、禁じられていると知りながら、慧俊に心の奥底で惹かれていく。愛鈴が幻の舞「雪月梅花」を慧俊のために舞ったそのとき、愛鈴と慧俊の運命が激流に飲み込まれていき・・・。
ときめきのドラマチックファンタジー。藤間麗の美しい絵が、物語に彩りを添えます。FCルルルnovelsで新装判刊行にあたり、ルルル文庫では読めなかった書き下ろし短編も新規に収録。ファンにも必見の一冊です。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。