最終兵器の女の子と、神様のいなくなる日
――子供のころと同じ歩幅でいつまでも歩いていたら、大人の世界では置き去りにされちゃうよ――。
現実は私を優しく待ってくれはせずに、いつだって大事な者を奪っていくのだった。
ささみさんが新しい「家族」とともに過ごすつかの間の日常は、あっという間に終わりを告げる。
陰謀により脅威と化した日留女に対抗するべく、日本の神々は出雲に集まっていた。
そこで語られる、日本の神々に迫る「世界の終末」と、その対抗策とは。
そして、呪々が命がけで用意した「最終兵器」は、ささみさんにとって受け入れがたい存在だった……。
がんばらず、大人になりたくない(?)ささみさんを襲う「世代交代」。
人が祈りを捧げれば、科学でさえも神話になる。つまり、今度の神々は「宇宙人」!?
アニメ化も決定し、勢いを増すシリーズ第八弾。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。