彼女が寄生虫でいちゃらぶできるわけがない
ある日突然、全裸の美少女が僕のお腹の中から出て言った。
「今日からお前のお腹の中に寄生することになった。よろしくな!」
間違えて食べた実験サンプルの中に入っていたのは、人間に寄生する謎の生命体・パラシスタンス。
見た目だけどこから見ても美少女なのだが、俺の彼女は寄生虫って……そんなのいちゃらぶできるわけがない!
とんでもない設定で審査員を驚愕させた、第5回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。