あらすじ「出ない杭は打たれない」をモットーに生きてきた奏己が、医療事務としてクリニック課へ異動になって3ヶ月あまり。少しずつ部署に馴染んできた頃、完璧なはずの森先生が、あり得ないミスを連発し始めた。どうやらそこには、誰もが陥る「負の罠」が存在していたようで――。心が逃げ場を失ったとき、ちょっと元気になれるヒントの詰まったお仕事小説!