新入生のしずかは超極度の人見知り。そんな彼女が考えたのは武装(!?)として金髪ギャルの格好でクラスメイトをはじめ、他人を寄せ付けずに学生生活を送ること。しかし、一年は部活に強制入部なので困った彼女は唯一、心を許せる幼馴染みのタカにぃがいる漫研に入りたいと懇願するも断られてしまう。「言われたことを何でもするから」と泣きながら訴える彼女に、それならばとタカにぃが提案した入部のテストとは──。【漫研のギャル】 絢斗は夏になるとおじさんの家に泊まりに行くのが恒例だった。おじさんの家には物静かで優しい従姉の紬ちゃんがいて、絢斗は彼女に会うことを密かな楽しみにしている。ある晩、絢斗は夜中に目が覚めると隣で寝ているはずの紬ちゃんの姿がなく……。【追想のあざ】 他、『追想のあざ』の後日譚【本懐のあざ】前後編も収録。梅久が描く思春期の甘く切ないエロスが溢れる一冊です。