あらすじ明治末期の作品。「袖と袖」の続編。著者は尾崎紅葉の弟子、小栗風葉とも中川白鶴とも言われている。あまりの過激さ卑猥さは時代を経てもなお新しい。三千雄と要之助は親友であり、二人とも結婚しているが、親友の妻を寝取ったり、別の女を口説いたり。男女とも根っから好きなのは現代も同じ。本能のまま性欲と性交を繰り返す。