あらすじ日本の探偵小説界に大きな足跡を残した江戸川乱歩の短編三本を収録。「日記帳」病気で死んだ弟の初七日に発見した日記帳に書かれていたこととは。暗号の謎を解読したとき判明する皮肉な出来事。「D坂の殺人事件」明智小五郎が初登場する記念碑的作品。D坂にある古本屋で起きた密室殺人事件。その向かいの喫茶店で見ていた私は明智小五郎が犯人ではないかと推理するが……。「心理試験」稀代の犯罪者に心理試験は通用するのか。金持ちの老婆殺しの真相に迫る明智小五郎の名推理。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。