あらすじ篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などで知られる北大路魯山人の食に関するエッセイ集。第三巻は「昆布とろの吸い物」「西園寺公の食道楽」「材料か料理か」「残肴の処理」「三州仕立て小蕪汁」「山椒魚」「椎茸の話」「塩昆布の茶漬け」「塩鮭・塩鱒の茶漬け」「小生のあけくれ」「食器は料理のきもの」「知らずや肝の美味」「尋常一様」「すき焼きと鴨料理――洋食雑感――」「世界の「料理王逝く」ということから」「雑煮」「筍の美味さは第一席」「だしの取り方」「田螺」「茶碗蒸し」の二十話を収録。