あらすじ吉川英治の大長編の歴史小説、第八巻。六波羅の陥落と鎌倉幕府の滅亡を描く。わずか150騎で挙兵した新田義貞。関東御家人たちの参加によりその数は日増しに増えていく。そして鎌倉での激しい戦い。干潮を利用して稲村ヶ崎を突破。激戦の末に勝利した義貞であったが、すぐ次の戦いは始まっていた。