あらすじ嵐の夜、小田清三とその美貌の妻、道子が殺される。犯人は美しい人妻に心を寄せる大寺一郎。弁護士は不可解な犯行に何か裏があると考える。しかし判決は死刑。彼の死後、獄中で記した手記は驚くべき内容だった。果たして真相は……。海外作品に影響を受け、日本で最初の本格推理小説家の一人。法律家にして作家。