4月1日に現れたのは、うそを操る魔人「アザム」だった。なんと渚がうそつき大賞に選ばれ、景品として過去に起こった出来事を無かったことにできることに。アザムが引き起こす騒動の中、やがて家族の気持ちが1つになる。「私が生まれたのと引き換えに、お母さんが死んでしまった」そんな気持ちを持ったままお父さんは再婚をすることになった。だけど再婚相手はとてもいい人。このままでは本当のお母さんのことを忘れてしまうのでは…15歳の少女の心を繊細に綴った感動の物語です。自分が愛されていたことがわかった時、きっとあなたも涙する。