あらすじ王国の守護聖獣である不死鳥に兄の腕を治してもらうため、エルネスト王太子とラカーシュとともに白百合領を訪れるルチアーナ。しかし、王家と聖獣の契約が切れたことが原因で、聖獣の恵みを受ける村に風土病が広がりつつあった。聖獣の真名を取り戻し再び契約を結ぶため、ルチアーナはエルネストに協力を頼まれるが――「君はいつだって一生懸命で、献身的で、魅力的だな。ラカーシュがこれほど君に夢中でなければ、私も名乗りを上げているところだ」ルチアーナを嫌っていたはずのエルネストに変化が表れて……!?