代々、ある面にとり憑かれてしまう一族の男子。その因果とは…?公募実話怪談【怪談マンスリーコンテスト】で連続最恐賞受賞。エブリスタ発!新星が開くかつてない恐怖の扉!公募実話怪談〈怪談マンスリーコンテスト〉にて最恐賞を連続受賞、小説投稿サイト〈エブリスタ〉では切れ味鋭いショートホラーが話題の松本エムザ、待望の初単著。プールの授業を見学している女子を見咎め、執拗に泳がせろと迫る女性。そこには恐ろしい理由と因果関係が…「母の誘い」、生まれた時から左目をつぶっていることの多い甥っ子。その目にはいったい何が…「左目の鬼」、祭りの露店で見た白い面。以来、その面の顔をした女が人生に絡んでは不幸へと導く…「白い顔の女」他、日常の隙間から異界へと誘う戦慄の40話収録!著者について松本エムザ Emuza Matsumoto栃木県在住。映画とアイスホッケーとロックを愛する、転がり続けるミドルエイジ。バブル世代の残党として「エムザ」を名乗る。実話怪談の公募コンテスト、怪談マンスリーコンテスト【怪談最恐戦投稿部門】で2か月連続最恐賞を受賞。共著に「サカサノロイ」「街角怪談」「街角怪談 噂箱」「怪談供養 晦日がたり」(エブリスタ編/竹書房文庫)など。