可愛いわが子の能力を、いま話題のペップトークで最大限に引き出す!ペップトーク「4つのステップ」とは?1 事実の受け入れ(中・以下同)「今日は決勝戦。全国大会常連の○○チームと対戦できるなんて、みんなすごいじゃないか! 」2 捉え方の変換「この試合はお前たちの強さを証明するチャンスだ! 」3 してほしい変換「お前たちらしく、しっかり守って、ワンチャンスをものにしよう! 」4 背中のひと押し「さあ、思いっきりグラウンドで暴れてこい! 」著者は次のように語ります。言葉は、人間の持つ唯一のコミュニケーションツールです。言葉には人のいろんな思いを伝える力があります。私は野球に長く携わり経験を積む中で、ポジティブな言葉の重要性に気づき「相手をやる気にさせる言葉」「励ます言葉」に注目するようになっていきました。本書には、長いコーチング生活の中で私が培ってきた「子供のやる気を引き出す」ためのノウハウと最近新たに学んだ「子供を励まし、勇気づけるための話術」を詰め込みました。野球だけでなく、あらゆるスポーツに通じる最新のノウハウを記しましたので、ぜひ世のスポーツ少年少女のお父さん、お母さんの参考にしていただきたいと思います。■目次序章 子供のやる気を上手に引き出す技術とは?やる気を無理に引き出さず、自然に引き出すには?/大きな目標の前に小さな目標を置く重要性~ドイツに学ぶ~/「なりたい自分」をイメージすることが大切 他第1章 やる気に火をつける「ペップトーク」とは?成功者になるためのカギ、それが「ペップトーク」/潜在意識を実現化させる“自動目的達成装置"とは?/イチローも本田圭佑も「なりたい自分」を持っていた!第2章 その子に合う競技と効果的な声がけとは?自分のやっていたスポーツを子供にさせたい気持ちはわかるけど……/精神面・体質面パターン別、向いているスポーツとは?/マイナスな言葉をなくしていけば、願いは「叶う」第3章 しなやかなで強い身体を作り出す方法とは?なぜ、しなやかな身体がいいのか?/スポーツの基本「正しい走り方」の2つのポイント/「身長を伸ばす」「身体をやわらかくする」のウソ・ホント終章 子供の能力を最大限に引き出す方法とは?そもそも、スポーツすることはなぜいいのか?/子供をスポーツの世界に自然に導くためには?/親がスポーツをしていると子供も興味を持つ著者について1964年生。大阪府出身。中学時代、投手としてオールジャパンに選出され、アメリカ遠征を経験。高校、大学野球でも投手を務めるが、肩の故障により選手生活を断念。その後、トレーニングとコンディショニングの理論を大学などで学び、1989年に日本プロ野球界初のコンディショニングコーチとして近鉄バファローズに入団。1994年から千葉ロッテマリーンズのコーチ、さらに1997年には名将ボビー・バレンタインに請われ、日本人初のメジャーのコーチとしてニューヨーク・メッツに入団。その確かな知識と理論で多くのメジャーリーガーから信頼を集めた。その後、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズのコンディショニングコーチを経て、現在はフィットネスジムと治療院を併設する「タチリュウコンディショニングジム」(千葉・大阪)を経営中。また2001年より、大阪堺市の阪堺病院内にてスポーツドクター、トレーナー、理学療法士、コンディショニングコーチ、栄養管理士がチームを組んで指導を行うSCA(ストレングス&コンディショニングアカデミー)を主宰しながら全国各地を講演で駆け回り、テレビ、雑誌など多くのメディアでも活躍している。著書は「最新! メジャー流 野球コーチング術」「野球少年のやる気と能力を最大限に引き出す魔法のアドバイス(ともに小社刊)ほか多数。