あらすじ偽りの醜聞を広められて宰相令息との婚約を破棄され、自国から追い出されるように小国シュターゼンに嫁がされたクラウディア。シュターゼン国王ツェーザレは美しく聡明な青年であったが、傷付いた彼女は彼が大国の後ろ盾のために自分を娶ったとしか思えない。ツェーザレは焦ることなく頑なになった彼女の心と身体を解かしていく。「感じているんだね、愛しい人」ツェーザレの愛と優しさにクラウディアも徐々に癒やされ始めるが!?