日本を代表する五人の名将が、球史に残る世紀の大逆転劇の背景と要因を初めて解き明かす! 渡辺元智(元横浜監督)高嶋仁(智辯和歌山監督)小枝守(元日大三・拓大紅陵監督)和泉実(早稲田実業監督)永田裕治(元報徳学園監督)1998年夏、横浜が8回裏0-6の窮地から、明徳義塾に9回裏サヨナラ勝利した奇跡の大逆転。2006年夏、智辯和歌山が8-4でリードしていた9回表、帝京に8点を取られて逆転され、9回裏に5点を取り返して再逆転した甲子園史上最も壮絶な打撃戦。2015年夏、西東京大会決勝の東海大菅生戦以降、2016年秋、2017年春の東京都大会決勝の日大三戦ほか、早稲田実業が幾度となく繰り広げるミラクルな逆転劇。歴史的一戦の現場で采配を振った五人の名将が語る、「大逆転」の裏側にあった真実とは――!?