麻薬捜査官。竜野真紀は、大がかりな麻薬取引の情報を掴むが、摘発直前で突然拉致され、香港へ連れ去られてしまう。マフィアのボス・王の屋敷に監禁され、お前は親友に売られたのだと告げられるが、真紀は頑なにその言葉を信じようとしなかった。「刑事である弟や親友が必ず助けに来る」その真紀の思いを踏みにじるように王は、「俺から解放して欲しければ、お前が頑固に信じている親友や弟を殺してくれと乞え」愛玩具として王に嬲られ、凌辱の限りを尽くされる真紀を、さらに卑劣な条件で追いつめてくる。人を信じようとする男と、信用しない男。二人の感情は激しく縺れ合い…。