恐るべき刺客・鷲尾剛十郎との決着を果たした凛と弥三郎だったが、箱根の地で美和が再び幻斎一味にさらわれてしまった。必死の捜索をおこなう凛たち隠れお庭番を尻目に、幻斎は美和の妖艶な肉体を利用し、着々と企てを進めてゆく。そして奮戦むなしく九州では新藤深雪が、江戸では凛が敵の罠に落とされる。その美しい肉体は下郎どもの欲情に汚され、繰り返し刻み込まれる快楽の絶頂は着実に艶剣客たちを牝へと堕としてゆくのだった…!江戸城へ密かに爆薬を運び込み、吉宗を暗殺するという幻斎のおぞましい野望は達せられてしまうのか!?傑作時代官能ロマン、鬼気迫る第10弾。