ビートルズ公演初日に影響され、日本でも楽器を手にした若者たちが次々とバンドを結成。GSブームが突如花開いた!ブーム全盛期の1969年“ザ・タイツメン”も急遽デビュー。キャッチフレーズは<タイツを穿いてニュー歌謡>。フリフリな王子様スタイルに女の子たちはたちまち夢中になった。人気の中心は、美形のキーボードのミック。ところがミックは、ホントは女だった!歌手希望のミクがソロデビューを交換条件に、男装してメンバーに入ったのだ。ミクは秘密を隠しながら、メンバーと一致団結し、デビュー曲「海岸線のホテル」のヒットを狙うのだったが……。映画では描かれなかった『GSワンダーランド』の全貌が明らかになる!