既刊(1巻)

恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)

出版社:
-
520
指物師の職人の家に後添いとして入ったおしなだったが、なつかぬ継子と姑の苛烈な虐めに、耐えきれず家を出た。二年後、ばったり、夫に出遭ってしまう(「蝋梅」)。こっそり組織的に藩士に内職をさせていた貧乏藩。足軽勘七の透かし彫の柘植櫛が大店の跡取り娘の手に渡り、娘は「この職人に会いたい」と言い出した(「恋の櫛」)。江戸の各所で職人の技と意地と優しさが交差する。心温まる傑作四編。
520
恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)

恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)

520

恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)の他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)の作品情報

あらすじ

指物師の職人の家に後添いとして入ったおしなだったが、なつかぬ継子と姑の苛烈な虐めに、耐えきれず家を出た。二年後、ばったり、夫に出遭ってしまう(「蝋梅」)。こっそり組織的に藩士に内職をさせていた貧乏藩。足軽勘七の透かし彫の柘植櫛が大店の跡取り娘の手に渡り、娘は「この職人に会いたい」と言い出した(「恋の櫛」)。江戸の各所で職人の技と意地と優しさが交差する。心温まる傑作四編。

恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)のレビュー

まだレビューはありません。