日本仏教界最大のタブーに迫る!「一殺多生」による正当化、軍用機の献納、仏像や梵鐘の供出、植民地での布教。昭和の戦争を推進した仏教界の語られざる真実。目次はじめに廃仏毀釈からのサバイバル──明治維新・国家にすり寄った仏教界・島地黙雷と大教院進撃する仏教──日清・日露戦争 ・日清戦争と大陸布教・日露戦争──仏教の帝国主義化・植民地支配と仏教大東亜戦争と皇道仏教 ・戦争に熱狂する仏教界・戦闘機の献納競争・軍人たちの仏教信仰・寺院に残る戦争の記憶・アメとムチの仏教統制仏像も鐘も武器と化した ・金属供出と空襲・反戦の僧侶・農地改革と寺の“敗戦”・僧侶たちの戦争体験結びにかえて